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【チーム分析】プロセスの行方は?状態の76ers

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ベン・シモンズの行方がカギを握る76ers

フィラデルフィア・76ersはジョエル・エンビードとベン・シモンズの2人の才能あふれる若手エースに未来を託して補強を今まで行ってきたチームです。しかし昨シーズンのプレイオフでシモンズのシュート力のなさとそこからくる積極性の欠落によってシモンズがチームにトレード要求し、そのトレードがいまだまとまっていないことでシクサーズのチームはあまり前に進めていない状況です。今回はそんな二の足を踏んでいるチームのシクサーズについて分析していきます。

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現代ビッグマン最強クラスのエンビード

シモンズのトレードが起こるかどうかは別としてシモンズがチームを去ることがほぼ確実となった今チームの中心はエンビードに振り切ることになりました。彼は昨シーズンMVPを獲得したヨキッチほどのパスセンスは持ち合わせていませんが、パワー、フィジカル、フットワーク、フィニッシュ能力、ディフェンス力とパス以外の能力に関しては現時点でNBAビッグマン最強でしょう。外のシュートも打てないというほどでもなく、万能ビッグマンであり、いずれMVPになる才能を持った選手です。

彼は外から攻めることもできますが、1番効果的な彼の使い方は1990年代のセンターのようにゴリゴリにインサイドを攻める戦術でありそのように攻めるためにはスペースを広げられるシューターがチームに必要になります。

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もう1人のエース、トバイアス・ハリス

シモンズがいなくなることで昨シーズンほとんど50-40-90の確立で約20得点を平均し、彼の急成長はチームがカンファレンス1位の成績を残すことに大きく貢献しました。惜しくもオールスターに選ばれることはありませんでしたが、オールスター級の選手であることは間違いないでしょう。彼は滑らかなシュートフォームをもっており、SFとしては強いフィジカルとその体格に似合わないスピードを活かしたオフェンスが得意な選手です。おととしの時点では契約に対する活躍が足りなかったことで過小評価されていた選手ですが、今ではマックス契約1歩手前の選手として活躍できておりこれからもチームの2番手としての活躍に期待できるでしょう。

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新加入のアンドレ・ドラモンド

現代NBA最強のリバウンダーであるドラモンドは今シーズンシクサーズでプレイします。彼はスタッツほどの選手ではないという評価が一般的ですが彼のリバウンド力は間違いなくチームのプラスになるでしょう。シクサーズにはケガをしやすいエンビードの控えセンターが段違いにほかの控えセンターよりレベルが低くフィットも悪かったので、単純にインサイドの支配力ならエンビードに引けを取らないドラモンドの存在は使い方によりますが、大きなプラスになると思います。

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その他のサポート選手

シクサーズにはここまで紹介した選手のほかに有用なサポートプレーヤーが所属しています。昨シーズンオールディフェンシブ2ndチームに選出されたマティース・サイブル、優勝請負人のダニー・グリーン、成長著しいシェイク・ミルトンなど多くの優秀な選手が中心選手たちを大きく2つの点で支えています。

中心選手を活かすためのプレー

サイブルは除いて、グリーンとミルトンはドライブやポストプレーを使って攻める中心選手たちのスペースを作るためのアウトサイドシュート力があります。グリーンは40%、ミルトンは35%で3PTを決めることができ、エンビードやハリスのためのスペースを作るために貢献することができます。

ディフェンス力

エンビードやドラモンドがいることからインサイドのディフェンスはもとより強いシクサーズですが現代のNBAではインサイドとアウトサイド両方をバランスよく守る必要があります。そして、サイブルとグリーンはそのディフェンスのニーズを完璧に満たすことができる選手です。サイブルは昨年の実績から、グリーンは過去の実績と一昨年のレイカーズでの活躍からディフェンダーとしての実力は本物です。この2人だけではアウトサイドすべての範囲を守ることは厳しいですが、どちらか1人がコートに立っているだけでオフェンス側は彼らを避けたいと考え、プレーの幅が狭くなるでしょう。

まとめ

いかがだったでしょうか。シクサーズはシモンズ抜きの戦力だけ見た場合すでに優勝候補1歩手前のチームに仕上がっていると言えます。これから確実な優勝候補になるためにはシモンズとのトレードでスターとはいえないまでもスター候補のPGを連れてくる必要があると思います(シモンズの価値が低いので難しいと思いますが)。なんとかフロントには頑張ってもらってプロセスを終わらせてほしいです。

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